猫エイズの潜伏期間には個体差がありますが、ストレスや栄養失調といった比較的体が弱っているときに発病することが多いとされています。
疫学的調査など
疫学的には、国内のFIV抗体陽性率は約12%とされていますが、野良猫におけるFIVの保有率はこれよりも高いと考えられています。
2006年10月にアメリカのワシントンで開催された国際ネコレトロウイルス研究シンポジウムにおいて、フロリダ大学のグループは興味深い疫学調査結果を発表しています。
それは、アメリカの獣医病院に来院し検査を受けた67,963匹のネコを調べたところ、「FIV陽性ネコの生存率は、FIVに陽性と診断されてから1年でおよそ約20%が死亡するものの、それ以降はFIV陽性ネコ群と陰性ネコ群では生存率に大きな差は見られない。」というものです。
ドイツやオーストラリアでなされた疫学調査からも、FIV陽性ネコと陰性ネコの平均寿命に有意差は見られていません。
このことからも明らかなように、FIV陽性ネコのすべてが発症するわけではありません。
FIV感染により免疫は抑制されますが、HIVほどではありません。
また、たとえ免疫が抑制されてもFIVの感染が直接病気を引き起こすわけではなく、FIV感染による免疫抑制に伴う他の病原体の感染により発症します。
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